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4月の誕生石はどれが正しいの?
4月誕生石の商品はこちら日本では、4月の誕生石として「ダイヤモンド」と「モルガナイト」の2つが規定されています。 2021年12月、全国宝石卸商協同組合が日本の誕生石を改訂し、これに伴い10種類の宝石が新たに追加されました。 このうちのひとつが、4月の誕生石として追加された「モルガナイト」です。この改訂により、日本国内における誕生石の基準は63年振りに更新されたことになります。 つまり、4月の誕生石としてモルガナイトが追加されたのは2021年からということもあり、まだまだ定着していないのが実情です。 一方で、4月の誕生石を巡っては混乱が生じています。具体的には「どれが正しい誕生石なのか分からない」という問題が起きているようです。 この問題が起きている背景には「国による誕生石の違い」があります。先述したように、イギリスでは「水晶」も4月の誕生石として規定されていますが、フランスでは「サファイア」も含まれます。 日本では「モルガナイト」が追加されましたが、モルガナイトを4月の誕生石として規定しているのは、日本だけです。(2023年時点) このような事情により、4月の誕生石は「ダイヤモンド以外に何があるの?」という混乱が生じています。 繰り返しになりますが、日本における4月の誕生石は「ダイヤモンドとモルガナイト」の2つです。
ダイヤモンドの特徴
ダイヤモンドの商品はこちら各国共通の4月の誕生石である「ダイヤモンド」には、以下のような特徴があります。
- 地球で最も硬い鉱物(モース硬度10)
- 屈折率が高い
- 希少
モルガナイトの特徴
モルガナイトの商品はこちら4月の誕生石である「モルガナイト」には、以下のような特徴があります。
- 硬度が高い(モース硬度7.5から8)
- 淡いピンク色
- アクアマリンやエメラルドと同じベリルの仲間
- 発見されてから100年程度で歴史が浅い
- 希少
4月の誕生石に込められた意味と効果
4月の誕生石である「ダイヤモンド」と「モルガナイト」には、それぞれ異なる意味と効果があるとされています。ダイヤモンドの意味と効果
ダイヤモンドの宝石言葉は「変わらぬ愛、純愛、純潔」です。このような宝石言葉に結び付けて「人間関係(夫婦や恋人)の絆を深める」や「願いをかなえる」といった効果があると信じられています。 また、地球上で最も硬い鉱物ということもあり「何事にも屈しない強い意志」や「畏怖の強化」といった意味が込められ「お守り効果」もあると言われています。 ダイヤモンドは恋人や夫婦間における愛情以外にも、仕事や学業を達成する力や、負けない心といった、強い精神力という意味が込められていることも知っておくとよいでしょう。モルガナイトの意味と効果
モルガナイトの宝石言葉は「女性らしさ、愛情、優しさ」です。モルガナイト特有の淡いピンク色は、女性らしさを表現しており「母親のような優しい愛情」という意味が込められています。 これらの意味と結び付けて「愛情を豊かにする」や「女性らしさが身につく」といった効果があると言われています。 また、慈悲の心、思いやり、優しさ、心の余裕といった効果もあるとされており、ストレスが多い社会で活躍する女性にとって、癒しの存在として効果が高いでしょう。海外では水晶やサファイアも4月の誕生石
イギリスでは「水晶」、フランスでは「サファイア」も4月の誕生石です。日本では、水晶は対象月なし、サファイアは9月の誕生石として扱われています。 4月の誕生石として水晶やサファイアを贈ったとしても、決して間違いではありませんが、日本の誕生石定義とは異なることを知っておきましょう。 ちなみに「ダイヤモンド」は日本のみならず、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリアといった主要国すべてで4月の誕生石として定義されています。 大切な人に4月の誕生石を贈りたいという場合は、ダイヤモンドを選べば間違いないでしょう。とくに、海外の文化に精通している相手の場合は、ダイヤモンドが無難と言えます。まとめ
4月の誕生石はダイヤモンドとモルガナイトです。ダイヤモンドが4月の誕生石であることは、世界中で定着している一方、モルガナイトは日本のみであり、2021年に追加されたばかりということもあり、認知度は低いと言えます。 ジュエリーを贈る相手が女性の場合、定番のダイヤモンドを贈るのもよいですが、意味や効果を考慮して、あえてモルガナイトを贈るのもよいかもしれませんね。4月誕生石の商品はこちらからご覧いただけます。