7月の誕生石
7月誕生石の商品はこちら日本における7月の誕生石は「ルビー」と「スフェーン」の2つです。これまで、7月の誕生石としてはルビーが定番でしたが、2021年12月に新たにスフェーンも正式採用されました。 ルビーは、ダイヤモンド、サファイア、エメラルドと並んで世界四大宝石のひとつとされており、宝石のなかで最も美しい赤色をしていることから「宝石の女王」と称されています。 スフェーンは、ダイヤモンドを凌ぐほどの高い屈折率があり、カットが二重に見える複屈折や多色性により、どの宝石よりも煌めきが秀でています。 市場では、7月の誕生石として「カーネリアン」が挙げられる場合もあるようですが、正式にはカーネリアンは含まれません。 7月の誕生石としてカーネリアンが取り上げられる理由には「イギリスやフランスで7月の誕生石として採用されている」ことがあります。 先述したように、日本では「ルビー」と「スフェーン」の2つのみであることから、厳密にはカーネリアンは含まないということを知っておくとよいでしょう。 参考:誕生石、日本ジュエリー協会
ルビーの特徴
ルビーの商品はこちら7月の誕生石であるルビーは、主に以下のような特徴があります。
- サファイアと同一のコランダムという鉱物
- ダイヤモンドに次いで硬度が高い(モース硬度9)
- アステリズム(スター効果)が見える物もある
- ダイヤモンドより希少
ルビーの宝石言葉
ルビーの宝石言葉は以下の通りです。- 情熱
- 純愛
- 自由
- 勇気
- 勝利
ルビーの意味と効果
ルビーは「情熱的な赤色」をしていることから、恋愛や仕事などにおいて成功する意味が込められるようになりました。 これにより、恋愛成就や目標達成、独立精神が身に付くといった効果があると信じられています。 また、現代でも良質なルビーの産地として知られるミャンマーでは、古くから「戦いのお守り」として用いられたこともあり、学業やビジネスといった場面で身に付けると、悪い気から守ってくれる効果があるとされています。スフェーンの特徴
7月の誕生石であるスフェーンには、主に以下のような特徴があります。- ダイヤモンドよりも屈折率が高い
- 光の分散(ファイア)が強い
- 多色性がある
- 硬度が低い(モース硬度5から5.5)
- スフェーンは通称であり、正しくは「チタナイト」
- 希少
スフェーンの宝石言葉
スフェーンの宝石言葉は以下の通りです。- 純粋
- 永久
- 不変
- 改革
- 人脈強化
スフェーンの意味と効果
スフェーンは多色性が強いことから、様々な環境に適応するという意味が込められ、改革や人脈強化に効果があると考えられています。 また、宝石質の物は透明度が高いため、純粋や永久という意味と結び付けられて、何かを成し遂げたい時のお守り効果があるとされています。 ダイヤモンドよりも煌めきが強いという特性から、本当の実力を発揮できるようになるという効果もあると言われています。まとめ
7月の誕生石はルビーとスフェーンの2つです。いずれも希少であることや、ジュエリーとしての価値が高いため「一生もの」としてのプレゼントに最適でしょう。 とくに、ルビーについては、日本では結婚40周年記念(紅玉婚式)の贈り物として定番ですので、プレゼントの参考にしてみてください。7月誕生石の商品はこちらからご覧いただけます。